Levana Project開始

12月1日付けでSourceForge.jpさんに登録しました。
公式ページは、http://sourceforge.jp/projects/levana/ です。
プロジェクトWikiも設置しました。http://levana.sourceforge.jp/
まだ始まったばっかりで、実装不完全な機能が多くて申し訳ないですけど、簡単な説明と目標をば。


作成中のプロジェクト名はLevana。
簡単に言うとLuaをベースに、wxWidgetsやOpenGLのAPI等を取り込んで、
クロスプラットフォームなお手軽メディアスクリプティング環境を作っちゃおうってものです。
もちろんゲームや3D処理みたいなリアルタイム処理も考慮に入れて、
本格的なプログラミングもサポートする予定です。
因みにレヴァナ、Levana(לְבָנָה)とはヘブライ語で月という意味です。
Luaがポルトガル語で月だそうですし。


何でわざわざこんなプロジェクトを発足? 似たようなソフトウェアって有りそうなもんだけど...
っていう印象を受けるかと思いますが、調べまわったところ、
有名どころで自分の目指す環境に近いものは無さそうです。
動作速度の観点、バインディングの観点、ライセンスの観点、そして実装と仕様の観点(これ大事)から、
有名どころのJava、wxPython、wxLuaは蹴りました。
wxLuaは一番理想に近いかと感じましたが、目指す所が違う印象です。


まだまともに機能してないプロジェクトのくせに、一応他と差別化を図るなら、

  • MITライセンスを採用。自由度の高さで有名で、煮るなり焼くなり売るなり自由だけど、著作権はきちんと守られる。
  • マクロな処理はC/C++で。一応処理速度ではJava仮想マシンの方が若干Luaより上みたいですが、Luaの方がフットプリントの小ささやGCの優秀さで部があるし、十分速い。肝心なところはC/C++で動作速度を稼ごう、と。
  • wxWidgets独特の癖も、なるべくC/C++で覆い込む。やっつけ処理に新ファイルや新クラスを要求するのは馬鹿げてます。テーブルなどを活用したLuaらしい記述法で、コーディング量を大幅に縮めます。
  • やっぱりクロスプラットフォームで! Javaには負けたくありません。まだ実現可能か分かりませんが、モバイル端末での動作も視野に入れています。

一緒に人柱やってくれる人随時募集中です。